オッス、おら時任。
リオ・オリンピック閉会式での日本の演出が日本で話題になりましたね。音楽を中田ヤスタカ、椎名林檎が、ダンスをPerfumeのMIKKOが担当しましたね。
「日本はやっぱりかっこいい」。そう思った日本人がとても多かったでしょう。
あの閉会式の演出は、日本人に向けてのアピールとしてはまさに大成功でしたね!そしてパラリンピックの閉会式。PIZZICATE FIVEの「東京は夜の7時」が使われて話題になりました。
これは90年代に青春を送った椎名林檎、中田ヤスタカ、また今回演出にかかわった人たちの意向ですね。PIZZICATE FIVEといえば、当時渋谷系と言われたシャレオツな日本の最先端のセンスの音楽でした。
中田ヤスタカのCAPSULEの初期の曲ha、思いっきりPIZZICATEです。
90年代に東京は世界的に魅力のある街だと発信しようとしていたのもPIZZICATEでしたね。後期のアルバム「さ・え・らジャポン」に顕著です。
このアルバムは「君が代」の編曲、童謡のパッチワークのような「さくらさくら」曲からはじまり、昭和の日本の音楽、当時の日本の流行のパロディになっていて、とても機知に富んで面白いアルバムになっています。
当時90年代といえば、「引用」「パロディ」「リミックス」などが文化的な流行であり、そういう意味でも、まさに90年代の終わりを代表するアルバムになっています。
あのころの東京にオリンピックがくれば、間違いなくPIZZICATE FIVEはその演出の音楽に関わっていたでしょう。
椎名林檎の、先人への敬意が感じられた演出でしたね。
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