【怪しい場所潜入記】都内のピンク映画館 上野オークラ劇場のハッテン行為。

若い男の子 その他

上野オークラ劇場に潜入したところ、噂通りの怪しい場所でした。ピンク映画上映中に性行為、フェラ、泥棒、そして女装男性&男の娘が出入りする場所、ハプニングバーのような映画館でした。

都内に2件だけのピンク映画専門の映画館の潜入記

東京に2件だけ現存するピンク映画専門の映画館、上野オークラ劇場とシネロマン池袋。怪しい噂がネットに書かれているは上野オークラ劇場の方である。映画上映中にカップルが性行為を始め、客も覗き目当てで映画館に来ているらしい。実際に潜入してみたところ、その噂は本当であった。

上野オークラ劇場とは?

上野オークラ劇場 公式ホームページ

大きな車道を挟んで、アメ横と上野公園の蓮池が並んでいる。蓮池の周りの遊歩道は観光客、ランニングをする人、カップルが散歩している平和な場所。その蓮池をぐるりと囲む遊歩道から車の走る大通りにつながる小道に、その建物はある。新しく立て直されたキレイな外観の二階建ての映画館。この建物に上野オークラ劇場と上野特選劇場の2つの映画館が入っている。

上野オークラ劇場は一階席と二階席があり、1階席1700円。2階席が少し高い2000円。席が違うだけで上映作品は同じである。その二階に別の作品を上映するチケット代500円の上野特選劇場もある。この1階が女性と男性のペッティング&淫乱行為がハプニング的に起こるホール。2階が女装、男の娘とその性的嗜好者のためのホールとなっているようだ。

ピンク映画上映中に始まった淫乱行為

映画館の前で女装した男の娘2人がスマホで記念撮影をしていた。マスクをしているのでわからないが30代~40代ではないかと思う。体型はスレンダーでセクシーなシルエットであった。2人の写真に写りこまないように館内へ。まずは上野オークラ劇場1階席に潜入。券売機で1700円チケットを購入。

3作品を順番に繰り替えし上映している。作品ごとの入れ替え制ではなく、基本的にはずっと館内にいることが出来る。既に上映中のホール内にお客は20人ほど。7割が老人。残りがおじさん。30代に見える男性が1人。先ほどの女装2人もホールへ入ってくる。この時点でお客の雰囲気にバイアグラを使ってそうだなと直感的に感じたが、それは正解だった。

ハプニングを待つ観客たち

スクリーンの灯りのみに照らされ暗い館内。上映中にもかかわらず通路を往復している客や、空席だらけにもかかわらず後ろで立ち見をしている客もあり、つねに落ち着かない雰囲気である。私も何か起きていないかと、何度も周りを見渡していた。すると、すぐにエロ行為が始まりだした。

ホールの真ん中にある中央通路。私はスクリーンに向かって左側の後方に席していた。中央通路を挟んだ右側の席、私からは少し斜め後方の席でハプニング発生。女性がお爺さんの体に接吻を求めるかのように体をあずけ、もたれかかかるようにして二人で抱き合っている。私の席からは見えるのは、お爺さんにからだをあずけた肉付きのよい女性の後ろ姿とスカートから出ている彼女の生足。女性はその身体の見た目から年齢は50代くらいと思われる。お爺さんは年齢は70に近いようだ。

ところで昨今、梅毒感染者が増加しているので、ハプニングのある場所では性病に気を付けてほしい。

ペッティングする男女を超接近で凝視する観客たち

私にはお爺さんの顔と女性の背中に回して撫でている彼の腕も見える。お爺さんのもう一方の腕の位置から、どうやら女性の胸や性器を愛撫しているようだ。

「お、始まったぞ」という様子で、周りに観客が集まり始める。他のお客はこっそりのぞき見するのではない。2人の周りを接近して囲み、顔を近づけて凝視している。前、後ろ、横、観客は2人を360度囲み、老人と熟女の淫乱な行為を、ほとんど2人の間に割って入るかのような近さで覗き混んでいる。まるで子どもが「見せて見せて」と、父親が手の中に隠し持っているものを覗きこもうとする、そんな「覗き見」である。集まった観客達どうしの小声の喋り声が私の方にも聞こえてくる。

しかし、行為の最中だったが上映中の映画が終了し、いったん館内がライトアップされる。行為も中断したようだ。周りにいた観客が散っていった。しかし、2本目の上映が始まると再び観客が2人の周りを囲む。隠微な愛撫が再開された。

しばらく時間がたつと、ひと段落したのだろう。行為は終了したようであった。熟女と老人は劇場から出ていき、周りの観客の数人も続いて出ていった。

私の観たところ、老人と熟女はカップルではなさそうである。おそらく人に見られたい変態熟女とその僥倖にあずったエロい老人であろう。行為が始まりだした時の最初の老人の表情、背中に回し撫でる腕のぎこちなさ、2人の年齢差を考えるとカップルとは思えない。

そして、行為中に性器の挿入はなかったようである。静かな映画館のホールに抜き差しするほどの身体を動かす音はしなかった。基本的にはとても静かにことは始まりことが終わった。おそらく、手マンまでか、よくてフェラまでだっただろう。松坂桃李が映画『娼年』で見せたような高速手マンなどはなく、ゆっくりとした手マン愛撫を中心とした熟した時間であった。

男どうしのフェラチオ

BL、いや、おっさんズラブのフェラも行われた。30代半ばほどのメガネをかけた男。お笑い芸人に東京03の角田をおとなしくした風貌の男が映画上映中のホールの最後尾で立ち見している。60代後半ほどの男性が彼に近寄る。二人で話あっている。はっきりは見えなかったのだが、もしかしたらそこで金銭のやり取りがあったかもしれない。老人の腰あたりまでしゃがんだ30代男。小さくブジュブジュと控えめな音が聞こえ始めた。中年と初老好きのゲイ男性もここにはいるのだろう。

上映中にもかかわらず人の出入りがあり、ホールの扉はしばしば開けられる。だれも映画をメインで観に来ていないので、トイレは喫煙のため出入りが多いのだ。

落ち着けなかったのだろう。フェラチオしていた二人はスクリーン近くの席に移動した。30代男性が60代後半の男性に顔を近づけ、キスをしているように見える。その後、30代の東京03角田似の男の頭が席に消えた。おそらく股に顔を埋めてフェラチオをしているのだろう。中年~高齢男性ゲイ向けのハッテン場と言えるかもしれない。

女装と男の娘は2階席へ

いつの間にか女装2人組は1階席から消えていた。上映中のホールから出て館内で休憩していると女装している方が2階から1階に降りてきて、ふたたび2階席に上がっていった。2階席は2000円である。

二階につながる階段の方まで行ってみると、談笑する元気な声が聞こえてくる。20代前半の茶髪の少し悪そうな若い男性が、二階への階段を見つめて立ち止まっている私に一瞥を与えて隣を通り過ぎる。ネットの噂では2階は女装と男の娘が楽しめる場所だという。

60代以上が半数以上の1階に比べ、2階はそれよりは年齢層が若そうである。20代、30代~50代。若い年齢の禁忌な興奮を誘う楽しみが行われている場所のようである。きっと1階よりはハプニング行為も激しめではないかと思う。

さすがに映画館であるし、椅子もベルベットの生地のため、間違いなく本番行為は禁止であろう。当たり前に本番行為が行われていたら警察の摘発対象にもなりかねない。なので、ペッティング、フェラまでが基本で、たぶん、時々は本番もあるのではないだろうか。

上映中のホールでは自分以外は全員変態だと思っていおり、また周りもここにきている自分を変態だと思っていると思うので、最初は自分にも誘いが来ないかと思い、けっこう小心になっていた。上映中にもかかわらずホール内をうろうろして席を変える男性が数人いるのだ。しかし、私が潜入した1階の様子は、客通しに嫌なら断れる距離感と雰囲気があったので、安全であった。

1階は年齢層高めで、2階は比較的に若め。どちらにしてもお盛んである。もしかしたらバイアグラなどいらず、マカなど精力剤を使っているのかもしれない。

泥棒に気をつけろ

館内には「泥棒に注意」の張り紙。小汚い恰好をした80歳に近そうな男性がばっくり開いた大きな手提げバッグを2つもち、頻繁に館内をうろうろし、寝ている観客の近くに座ろうとしていた。たぶん泥棒であろう。
肉体的には弱そうなので、気を付けていれば被害にあうことはないが、やはりそれでも泥棒されそうになるのは気分の良いものではない。泥棒ではなく変態であったならなおさらである。
泥棒には気を付けながら、東京社会見学を楽しんでもらいたいと思う。

ピンク映画界の名優、森羅万像

いま上野オークラ劇場ではピンク映画の常連俳優、森羅万像さんの出演作を中心に上演している。初めて知った俳優だが、味のある顔で演技も自然な素敵な俳優であり、もしかしたらテレビドラマなどにも出演しているのかもしれない。

綺麗な身体の女優、高橋りほ、友田彩也香

この女優さんも初めて知ったのだが、とてもきれいでかわいい女優さん。ソープ嬢役だったが、綺麗な裸で映画の中の役もかわいらしい性格の役柄で、サービスしているシーンではそのお店にすぐにでも行きたくなってしまった。

上野オークラ劇場のスタッフ

入館した時にいた店員さんは丁寧で物腰柔らかく、とても感じが良かった。この映画館のことが好きな雰囲気を感じた。しかし、上映中にスタッフの方が色黒の初老のスタッフに変わっていた。この色黒の方はけんか腰で感じが悪かった。

自分の働いている場所、自分の仕事が嫌いな人は感じが悪い。そんな思いを持ったが、この日本において、そして都会においては、多くの人がそのような状況に置かれているのだろうと思うと、日本の縮図を見るような気もしたのであった。

バイアグラを飲んで久しぶりにソープに行ってみたい、そんな夜であった。

タイトルとURLをコピーしました